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2012.04.08 *Sun*

最終話

: 小説 :
~天界・桜華~
三日は、長く、短い時間だった。
こんなにあっけなく私達の旅は終わりを迎えた。
私達が帰る前の晩。 私達は騒ぎ、笑い、別れを迎えた。
・・・もうすぐ日が出る。 別れの時間だ。
煉とは一緒にいられるけれど、利亞や、霧ちゃん。 ゆっきー、エルヴァ、ルキ
デイビットにミキア、リィナ、リエ・・・
私は、皆と別れたくない。 でも、お母さんにも会いたい。 友達にも。
でも・・・この数ヶ月の日々は、とてもとても楽しいもので・・・
・・・皆、お母さんも、友達も、こっちの世界のみんなも。
全員と一緒に居たいという我侭が心に溢れている。
・・・日が出た。そろそろ戻らなくちゃ・・・。


~天照大御神の部屋~
天照大御神「よくきたわね。待っていたわ。」
利亞「・・・・」
煉「・・・・・・」
天照大御神「・・・淋しいかもしれないけど、仕方がないことよ。さ、別れの挨拶を。」
利亞「・・・・」
桜華「・・・・・・」
天照大御神「・・・」
利亞「・・・は・・・・駄目・・・・?」
天照大御神「え?」
利亞「おうかも、おにぃちゃんも、おうか達の世界の人も。 皆一緒じゃ・・・駄目?」
天照大御神「え・・・・・」

桜華「(・・・私と・・・同じ考え・・・?)」
煉「・・・俺も思っていたよ。 けど、そんなことをすれば・・・」
利亞「そんな事を・・・すれば・・・?」
天照大御神「・・・この世界は崩壊するでしょうね。無理やりにそんなことをすれば。」
利亞「・・・」
天照大御神「ようするに、みんな死ぬって事。」
利亞「・・・う・・・」
天照大御神「・・・」
利亞「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんんん!!!!!!!」

室内に利亞の叫び声か響く

天照大御神「・・・」
桜華「・・・っ」
ルキ「う・・・・っ・・・・ぐ・・・・ぅ・・・・」
利亞「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!!ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
ルキ「うぅぅ・・・っグスっ・・・・う・・・」
雪「・・・桜華・・・・っ・・・グスッ・・・・」
ルキ「う・・・グスッ・・・ヒック・・・・」
利亞「ぁぁぁああああぁあああぁあああっぁぁぁん!!」
ルキ「ぅぅっ・・・グスッ・・・」
桜華「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
利亞「うゎあああああああああああああ!!!」

~数分後~
利亞「ヒック・・・ひぐぅ・・・・」
煉「利亞、桜華。・・・ハンカチ。」
桜華「ありがと・・・。」
利亞「あり・・・ヒック・・・がと・・・・。」
桜華「・・・帰りたくない・・・帰りたく・・・ないよ・・・煉・・・。」
天照大御神「・・・もう、大丈夫かしら?」
桜華「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい・・・。」
天照大御神「・・・では、開くわよ。 ・・・数分しか開けないから。」
桜華「・・・はい。 お願いします。」

桜華達の前に光り輝く扉が出てくる。

利亞「ヤダ・・・ヤダよ・・・」
桜華「・・・利亞・・・」
煉「利亞、大丈夫だよ。 きっと会える。いつかまた・・・。」
利亞「・・・でも・・・・」
煉「利亞が良い子にしてたら、会えるよ。」
利亞「・・・うん・・・。りあ・・・・良い子にしてる・・・。」
煉「約束だぞ。」
利亞「・・・約束。」
煉「エルヴァ、霧夜、雪、ルキ、デイビット、アインス・・・利亞。」
桜華「皆・・・」
煉「・・・さよならは・・・俺は言わない。」
ルキ「うぅ・・・っ・・・・・・」
煉「またな。」

煉と桜華が扉に入った瞬間、辺りに光が立ち込める。
眩しさに目を閉じ、次に開けた時、扉と桜華と煉がその場から消えていた。

利亞「・・・おうか・・・おにぃちゃん・・・・」
エルヴァ「利亞様・・・」
利亞「・・・また会える・・・なんて・・・」
霧夜「・・・」
利亞「嘘つき・・・」

~??~
桜華「・・・ここは・・・・?」
煉「桜華? 起きたのか。」
桜華「ここは!?」
煉「元の世界だ。 多分な。 ・・・ここは、あの塀があった場所だろう。今は平地だけど。」
桜華「私たちの家は!?」
煉「・・・俺も今気がついたところだ。まだわからない。 ・・・すぐに行こう。 立てるか?」
桜華「うん。大丈夫。 急ごう。」

~桜華の家の前~
桜華「私の家だ・・・表札も・・霧守のまま・・・。」
煉「ああ。 そうだな。 ・・・行ってこい。」
桜華「うん! ・・・煉は?」
煉「いいから、行け。」
桜華「う・・・うん・・・。」

~桜華の自宅・桜華~
桜華「た・・・・ただいま・・・・。」
??「・・・誰だい? さっさと出て行きな。」
桜華「お、お母さん・・・? いるの・・・?」
桜華の母「お母さん? うちの娘はもう死んだよ。」
桜華「そんな・・・ねぇ、私だよ! お母さん!!どこにいるの!?」
桜華の母「・・・リビングだよ。」
桜華「うん! 今行くね!」

・・・目を疑った。 リビングにはゴミ袋がたまり、真っ暗で、母はその中に寝転んでいた。

桜華「お・・・かあさん? どうしちゃったの・・・これ。 私がいない間になまけてたの!?」
母「おう・・・か・・・? 本物・・・?」
桜華「本物に決まってるでしょ!?もう! 早くゴミ出さないと・・・あ、今日何曜日?」
母「嘘・・・だって・・・6年よ・・・?6年も・・・あったのに・・・」
桜華「6・・・年・・・・?」
母「嘘・・嘘嘘嘘嘘!!!!!!」
桜華「・・・お母さん。」
母「・・・本物・・・なの?桜華・・・なの?」
桜華「私に決まってるでしょ! それにしても、あっちの世界に居る間に6年も・・・」
母「桜華・・・おうか・・・・ぁぁぁぁぁぁ・・・・あああああああああああああ・・・・・」
桜華「お母さん・・・ あ!!!!!!!」
母「・・・桜華? どうしたの・・・?」
桜華「学校!!!!!」
母「学校・・・また、行けばいいわ。 あなたが生きていれば、何度だって行けるわ。」
桜華「・・・うん・・・。」

~??・煉~
・・・さて。 どうするか・・・。
家は見たけど・・・表札は山田って書いてあったし・・・山田・・・って誰だ?
ま、野宿には慣れてるんだけどな。リュックに寝袋あるし。
・・・桜華、大丈夫だったかな・・・
・・・寝袋を広げる場所、どこにするかな・・・・公園が一番楽かな。
それよりも、桜華の家の前から離れるのが先か。
・・・? 桜華の声が聞こえる。

桜華「あーもー!!泣きつかないでよ!!一度落ち着けクソババア!!」
桜華の母「桜華ちゃん冷たい!!6年も会えなかったのよ!?少しくらいいいじゃない!!」

・・・無事に会えたらしいな。 安心した。
さて。行くか。 

~公園・煉~
・・・金がないんだよなぁ~・・・ さて、どうするか・・・・

桜華「煉!!」
煉「桜華!? なんで此処に・・・」
桜華「お母さんから聞いたの! 煉の家は、もう引っ越したって。 だから・・・」
煉「まぁ、仕方がないよ。6年だしな。」
桜華「・・・私の家に住まない?」
煉「・・・良いのか?」
桜華「うっ・・・うん!」
煉「・・・じゃあ。そうさせてもらおうかな。」
桜華「じゃあ、行こう!」

~??~
??「・・・母様に頼んで、世界の時間差を一ヶ月だけ同じにしてもらった・・。 これで・・・。」
?? 「本当に・・・良いの・・・?」
??「いいの。 ・・・これで、また、会えるね・・・・ おにぃちゃん・・・・おうか・・・・。」

2012.04.07 *Sat*

第九十九話

: 小説 :
~天界、門の奥~
桜華「・・・なんだか・・・豪華に・・・なった・・・わね・・・。」
煉「だな。 流石、天照大御神さんだな。 えぇと・・・太陽の神・・・だっけ?」
霧夜「よく勉強したわね。 その通り。 ・・・もうすぐでその母様の所よ。」
利亞「りあは母様や、家族の事をよく知らないの・・・。」
霧夜「大丈夫よ。家族も、母様も、今日は会議でここに来ているはずよ。 ・・・まともな子だけね。」
利亞「へ~。」
霧夜「ついたわよ。」
煉「・・・一つ聞いていいか?」
霧夜「何かしら?」
煉「天照大御神って人の前だと、畏まらないといけないのか・・・?」
霧夜「んにゃ。大丈夫だと思うわよ。 安心して入ればいいわ。」
煉「分かった。」
霧夜「じゃあ入るわよん♪」

~神の間~
ドアを開けると、とてつもなく高い天井、真っ白い壁と床、大きく、美しい家具の数々。
部屋の全てが、人間のサイズとはかけ離れた大きさをしていた。

霧夜「母様~。居る~?」
??「あら~? お客様~?」
その声は、部屋の奥の、巨大なベットから聞こえてきた。
そこにいたのは、宝麗雪の二倍ほどの大きさの人が座っていた。

霧夜「・・・天照大御神ともあろう人が、こんな時間に飲酒?」
天照大御神「いや~、人間の作る飲み物は想像の範疇を凌駕するわ。凄いわねぇ・・・」
霧夜「天照大御神様、酒臭い。」
天照大御神「も~。会議の時以外はママって呼べって言ってるじゃない~。」
霧夜「・・・そういうのは良いからお願いを聞いて頂戴。」
天照大御神「螺讎君だったかしら? あの子なら大丈夫だと思うわよ。」
霧夜「?」
天照大御神「あの子の恐るところは力。 それを剥奪しちゃえば、ただの可哀想な子よ。」
霧夜「・・・早いわね。」
天照大御神「ずっと見てたからね~。」
霧夜「・・・ならもっと早くに力を奪えたんじゃないの?」
天照大御神「時間も時には必要なのよ。私にはすぐでもあっちでは長時間なんてのは良くある事だしね。」
霧夜「・・・って事は、今ミキア達は随分時間が経ってるんじゃ・・・」
天照大御神「大丈夫よ。見ていたって言ったでしょう?」
霧夜「・・・そう。ならいいんだけど・・・」
利亞「・・・」
天照大御神「あら・・・その子・・・末の子じゃない?」
霧夜「そうよ。 大きくなっていたし、覚えてないと思っていたけど・・・」
天照大御神「そんなわけないわ。 この子は、貴方達のお父さんに一番似ているからねぇ・・・」
霧夜「へぇ・・・」
天照大御神「そうそう、向こうの世界へ行くんだったわね。三日かかるけど、此処に居れば帰れるわよ。」
煉「本当か!?」
桜華「やっ・・・たっ・・・・!!」
天照大御神「あら・・・桜華ちゃんは喉を怪我してるんだったわね。 ええと・・・蛙神!」
蛙神「ハイ。」
天照大御神「貴方は傷を治す力があるんだったわね。治してあげなさい。」
蛙神「承知いたしました。 では、桜華様。 治療室へ案内しますので、付いてきてください。」
桜華「うん・・・煉・・・行って・・き・・ます・・・。」
煉「いってらっしゃい。」
利亞「がんばってね~。」
デイビット「私も付き添いで行きます。」
桜華「うん・・・。」

天照大御神「さて、大日。少し話がある。来い。」
霧夜「私は霧夜だっての。 しかも、大日孁貴神ってアンタの別名でしょ!?なんで私が・・・」
天照大御神「名前つけるの面倒臭くて☆」
霧夜「死ね。」
天照大御神「いやぁね~ 怒らないで♥」
霧夜「・・・・」
天照大御神「貴方にはそろそろ私の後を継いでもらわないとだからね。その話があるの。来て頂戴。」
霧夜「わかったわよ・・・」
天照大御神「エルヴァ君と霧夜ちゃん以外は客間へご案内よ。メイドさん、お願いするわ。」
使用人「かしこまりました。 皆様、こちらです。」
利亞「エルヴァ、また後でね~バイバイ~」
エルヴァ「ええ。また後で。」


~数分後~
天照大御神「改めて、エルヴァ君。」
エルヴァ「はい。」
天照大御神「君は何者かな?」
エルヴァ「・・・私は、貴方の夫の弟です。」
天照大御神「・・・・そう・・・・」
エルヴァ「でも私は、あの家では居ないことになっていたので、兄の顔は覚えていないのです。」
天照大御神「居ないことになっていた?」
エルヴァ「ええ。下界に落ち、人間に干渉して、一緒に暮らしてしまいましたから。」
天照大御神「厳しいのねぇ・・・ ま、いいわ。 エルヴァ君はもう戻っていいわよ。」
エルヴァ「はい。では、失礼します。」

~客間~
煉「元の世界・・・か・・・。 俺達の母親は今どうしてるんだろうな・・・。」
利亞「きっと、元気にしてるよ!」
煉「・・・かもな。 俺の母親強いし。」
利亞「あ!桜華、帰ってきた!」
桜華「たっだいま~。 戻ったよ~ん♥」
煉「おお!本当だ!」
桜華「んじゃあ、皆でお泊りの基本・・・朝まで話明かすわよっ!!」
煉・ルキ・利亞「おー!!!!」

~夜中~
煉「いやぁ・・・皆寝ちまったな。」
桜華「だね~。 ・・・喉乾かない?」
煉「外に水呑場があったな・・・一緒に行くか?」
桜華「うん!」

~数分後~
ルキ「行ったっスね・・・」
雪「・・・行きましたね・・・・」
エルヴァ「うまくやれるといいですね^^」
利亞「どこまでできるかな?」
霧夜「そりゃぁ・・・チューでしょ?」
ルキ「もしかしたらエロチックな事してるかもっス。」
霧夜「それもアリね・・・ 二人でベットの上・・・皆が寝ているうちに二人は繋がり・・・」
利亞「エルヴァ~、何で耳を塞ぐの~? うー・・・聞こえない~!」
エルヴァ「ふふふふふふ。」
霧夜「・・・そろそろ静かにしましょうか。 皆、寝たふりよ!」

~水呑場~
桜華「美味しいわね~」
煉「そうか?おれは少ししか飲んでないからよくわからん。」
桜華「・・・あ~ぁ・・・戻りたいけど・・・戻りたくないわね~。」
煉「・・・」
桜華「煉~。」
煉「何だ?」
桜華「スキ。」
煉「いきなりだな。」
桜華「好き好きだ~い好き~。」
煉「おい・・・?」
桜華「私は煉がダイスキ~♥」
煉「・・・この水・・・酒・・・?」
桜華「べらんめぇ!! 私には目もくれずに・・・利亞ばっかり・・・こンの・・・ロリコン!!」
煉「ロリコ・・・っお前!ロリコンは無いだろ!?」
桜華「・・・じゃあ私のこと好き?」
煉「いや・・・あの・・っちょ・・・・」
桜華「やっぱり利亞の方が好きなんら・・・」
煉「いやっ!!そういうわけでは・・・」
桜華「・・・じゃぁ・・・誰が好きなの・・・?」
煉「いや・・・えぇと・・・そんな上目使いされても困」
桜華「誰が好きなの!?」
煉「あー・・・えーっと・・・・ ・・・・・・。」
桜華「・・・・・・・私は煉が好きだよ? ・・・煉は・・・私・・・・」
煉「おい!?桜華!?」
桜華「Zzz…」
煉「・・・また抱っこしろってか・・・ ったく・・・・」
桜華「Zzz…」
煉「・・・俺が好きなのは・・・・・・お前だよ。 ・・・・・バーカ。」

2012.04.06 *Fri*

第九十八話

: 小説 :
~天界、二つ目の門~
利亞「ひかえおろー。」
門番1「誰だ?このガキ。」
門番2「さぁ?」
利亞「・・・控えてくれない?」
門番1「お嬢ちゃん、私達は忙しいんだ。 悪いけど、帰ってもらえるかい?」
門番2「あれ? ・・・そういえば、もう一つの門は・・・」
門番1「あぁ、確かに・・・ アイツ、またサボりやがったのか・・・」
利亞「・・・・本当に天界の人ってこんなのばっかりなんだね・・・むぅ・・・・」
門番2「え?」
利亞「りあは・・・・りあを無視するなって言ってるの!」
門番1「あ~・・・ え~っと・・・どうする?」
門番2「黙らせておくか?」
門番1「・・・そのほうが良いかな~・・・ お嬢ちゃん、悪いね。ちょっと痛い目みてもらうよ。」

~物陰~
煉「おい!出たほうがいいんじゃないか!? やっぱり利亞だけじゃ無理だったんだよ!!」
霧夜「エル君!早く手を貸さないと・・・」
エルヴァ「大丈夫ですよ。 利亞様は何か考えがあるらしいですし・・・それに・・・」
霧夜「・・・それに?」
エルヴァ「もし利亞様に傷を付けたら・・・」
霧夜「付けたら・・・・どうなるの?」
エルヴァ「そうですねぇ、まずあの豪華な羽を毟って、目を潰し、耳を潰し、手を引きちぎり、」
霧夜「もういいわ。」
エルヴァ「作用ですか。」」
霧夜「・・・利亞ちゃんが傷つかないことを祈るわ。」
煉「全くだな・・・。」

~門の前~
利亞「・・・えっと・・・何だっけ・・・おうかに教えてもらった・・・え~っと・・・・」
門番1「何ブツブツ言ってやが・・・」
利亞「思い出した!   えっと、 この、クソジジイ! し、死にさらせー!」
門番1「な・・・っ・・・・」
利亞「ばーかばーか!! 」
門番1「大人しくしてりゃあいい気になりやがって!!」
門番1の振り回した槍を、利亞は軽々とよけて、門番達の目の前に指を突き出した
利亞「りあはお母様・・・天照大御神様のむすめ! 末狐です!  ・・・よろしくね♪」
門番3「・・・どうぞ、お通りください。」
利亞「もんばんさん、他にもいっぱいいるんだけど、皆連れてきても良い?」
門番3「ええ。 ・・・利亞様・・・でよろしかったでしょうか?」
利亞「うん!」
門番3「・・・利亞様のお連れの方ですね?」
利亞「そうだよ。」
門番3「では大丈夫です。 どうぞ、皆さんをお呼び下さい。その間に門を開けていますので。」
利亞「わかった~!」

~物陰~
煉「一事はどうなる事かと思ったけど・・・大丈夫だったらしいな。」
エルヴァ「そうですね。 ふふふ・・・」
煉「エルヴァ・・・さん、怒っ・・・てる・・・?」
エルヴァ「・・・聞かなくても分かるでしょう?」
霧夜「・・・利亞ちゃんに剣を向けたんだものねぇ・・・怒っても・・無理・・ないよね☆」
煉「・・・非常に不安だ・・・」
霧夜「・・・私も。」
利亞「おにぃちゃん!エルヴァ! 早く行こう!」
霧夜「え・・・えぇ・・・。そうね・・・。」
煉「・・・利亞、一番先に行ってくれ。」
利亞「? うん。わかった!」
エルヴァ「私は後ろにしましょう。 ・・・皆さん、振り向かないでくださいね。」
利亞「じゃあ、おにぃちゃん!おうか!一緒に行こ!」
ルキ「雪さん、れ、レディーファースト・・っス。 女性に血は見せたくないっス・・・。」
雪「ご親切に・・・どうも。 ・・・じゃあ、お先に・・・。」
霧夜「ルキ君、後片付け、手伝ってくれる?」
ルキ「ハイっス・・・。」

2012.04.05 *Thu*

第九十七話

: 小説 :
~天界~
桜華「やっ・・・とついた・・・・」
煉「だな・・・キツかった・・・・」
利亞「エルヴァ、だいじょーぶ?」
エルヴァ「大丈夫ですよ。利亞様はとても軽いので苦になどなりません。」
ルキ「雪さん、汗かいてますよ?ハンカチどうぞ。」
雪「・・・ありがとう・・・ございます・・・でもこれは・・・汗ではなく・・・熱さで溶けた・・・私の体です・・・」
ルキ「そうなんですか!? あ、でも雪女な訳だし・・・確かに納得ですね。」
利亞「何か、ここ白いね~。 大理石?」
煉「みたいだな。 ・・・作りたての神殿みたいな感じがするな RPGに出てきそうだ。」
利亞「あーる・・・ぴ・・・ぎ・・・・」
エルヴァ「アール、ピー、ジー ですよ。」
利亞「あーるぴーじー・・・って何?」
煉「ゲームだよ。俺たちの世界ではモンスターとか出ないからな。画面の中でモンスターを作ったんだ。」
利亞「よくわかんないけどすごいねー。」
桜華「煉・・・前・・・見な・・さい・・・。 何か・・・」
煉「ん? ・・・アレ・・・・・・・人?」
利亞「ん~、天使さんじゃないかな?」
煉「天使? ああ、ここ神の世界なんだっけ。 なら天使とか居てもおかしくないか。」
??「・・・下界から来た者か?」
煉「あ・・・ハイ・・・・。 えぇと・・・・・」
霧夜「そうだ。 ・・・天照大御神様は居るか?」
??「誰とも分からん生き物に天照大神様の事は言えん。 帰れ。」
霧夜「ほう・・・・ 中々忠誠心が強いようですね。」
煉「(コソコソ)霧夜、お前その・・・大御神?とかっていう奴の娘なんだろ?それを言えば良いじゃないか。」
霧夜「(コソコソ)いいからいいから・・・このままやれば面白いことになるの。黙ってなさい。」
??「何を話している?」
霧夜「いやぁ、ちょっと・・・。ええと・・・私達が何者かは言えませんが、この場を通していただきたい。」
??「自分達のことも話せないとは・・・やはり下界の者は信用できんな・・・今すぐ、帰れ。」
霧夜「それは無理なご相談です。 全く・・・天界の人は優しさがありませんねぇ・・・」
??「なんだと・・・?それはお前達下界の生き物だろう!!汚れしか持っておらんクズばかりだ!」
霧夜「出ました!汚れ。口癖なのかしらねぇ・・・汚れ汚れって・・・服が白いだけでお前らもだろ。」
??「ふざけるな!さっきから聞いていれば・・・汚い下界の下等種族め!!」
煉「おい・・・」
霧夜「(コソコソ)そろそろいいかしら・・・♬」
煉「・・・これが狙いか。」
??「お前等はさっきから何を話している!!」
霧夜「貴方がそこまで言うなら、私たちの事をお話しましょう」
??「何を急に・・・」
霧夜「我が名は霧夜。自分ではこう呼んでいる。 本名は・・・大日孁貴神(おおひるめのむちのかみ)。」
??「大日孁貴神・・・まさか・・・・・!?」
霧夜「私は天照大御神の長女。 ・・・さっき色々言ってくれたのは・・・どうしようか?」
??「ヒ・・・・ッ・・・・ す、すみませんでした!!」
霧夜「お母様には報告しておくわね~アディオ~ス♪」

霧夜・・・くぅ~っ!さっきのやりとり、たまらないわ!あっちが色々言ってきて、実は相手は偉い人!」
煉「・・・霧夜、悪趣味だぞ。」
霧夜「そうかしら? さ、早く進むわよ~。」
利亞「次はりあがやるの!」
霧夜「いいわよ~。」
利亞「やったぁ!」
霧夜「あと・・・門は一つ。門番は3人ね。」
利亞「りあは偉いから、皆にはは~って言わせてみせるよ!」
煉「・・・水戸黄門?」
利亞「ひかえおろ~♪」
エルヴァ「利亞様が楽しそうで何よりです。」
ルキ「利亞様も子供らしくなってきたっスねぇ・・・可愛らしいっス。」
利亞「《゚Д゚》」
ルキ「え?」
利亞「りあ・・・・子供っぽいのかなぁ・・・(´;ω;`)」
ルキ「うっ・・・・・イヤ・・・そんな訳じゃ・・・えぇと・・・・」
エルヴァ「ええ。子供らしいです。」
利亞「・・・そうなのか・・・」
エルヴァ「利亞様はまだ子供で、可愛らしいですが、大きくなれば美しくなりますよ^^」
利亞「ほ・・・・ホントかなぁ! そっか・・・大きくなれば、ナイスバディーになれるんだね!」
エルヴァ「勿論。」
利亞「えへへー・・・ キャッホイ!」
ルキ「す・・・凄いっスね・・・」
エルヴァ「本当の事を言ったまでです。」
桜華「あれ・・・門・・・じゃない・・・・?」

2012.04.03 *Tue*

第九十六話

: 小説 :
~藻の森~
利亞「おにぃちゃん、おうか、ただいま。」
煉「おかえり。利亞。」
桜華「おか・・・・えり。 利亞・・・・だい・・・じょう・・ぶ?」
利亞「うん。おうかこそ・・・だいじょうぶ?」
桜華「大丈・・・夫よ。」
ミキア「・・・円利・・・。」
円利「・・・」
リィナ「ミキアちゃん・・・・」
ミキア「・・・桜華達は先にやることをやってて。 ・・・私達はここに残る。 待ってるから。」
桜華「・・・わか・・・った。」
リエ「・・・桜華、ごめんなさい・・・喉・・・苦しいですわよね・・・」
桜華「・・・うん。 ・・・苦しい・・・すっ・・・・ごく。 」
リエ「・・・っ」
桜華「バーカ。」
リエ「・・・それは桜華でしてよ。」
桜華「お前だろ・・・馬鹿・・・リエ。」
リエ「・・・行ってらっしゃい。 気を付けて下さいまし。」
桜華「うん・・・。 さ・・・・霧・・ちゃ・・・ん。」
霧夜「ええ。 じゃあ利亞ちゃん、一緒に神界への道を開くわよ。」
利亞「うぇ!? えと・・・え・・・ 螺讎もいるし・・・まだおうか達が帰るのは速いんじゃ・・・」
霧夜「ああ、説明してなかったんだったっけ・・・ んじゃぁ、説明しましょうか。」

~説明中~

利亞「うん!わかった。 りあ、頑張ってみる。」
霧夜「良い子ね。 それじゃあ・・・ 復唱して。」
利亞「うん。」

霧夜「・・・我、この世を作りし世界の住人なり」
利亞「我、この世を作りし世界の住人なり。」
霧夜「世界を繋ぐ道よ。我らを神の世界へ誘え」
利亞「世界を繋ぐ道よ。我らを神の世界へ誘え」
霧夜「我らの力を用いて」
利亞「我らの力を用いて」
霧夜「今この場所へと道を開け!」
利亞「今・・・この場所へと道を開け!」

その瞬間、辺りに目を開けていられないほどの光が降り注ぐ。
そして、目の前に光る階段が現れる。

煉「・・・出来たのはいいんだが・・・」
桜華「・・・これ・・・のぼ・・・るの・・・・? う・・・そぉ・・・・・」
利亞「なせば成る、なさねばならぬは・・・ならぬは・・・・えっと・・・」
エルヴァ「成せば成る。成さねば成らぬ、何事も。成らぬは人の成さぬなりけり。」
利亞「おー! それだそれ!」
エルヴァ「よくご存知ですね利亞様。 その年でコレを知っているとは、流石です。」
利亞「でしょ! えっへん♬」
エルヴァ「本当にお可愛らしい・・・利亞様は・・・・本当にいつまでも見ていたい程に・・・」
霧夜「エル君、戻ってきなさい。」
雪「・・・早く・・・登ろ・・・? ルキさん・・・・。」
ルキ「ハイっス! 雪さん!」
煉「俺達も行くか。桜華。」
桜華「うん。」
エルヴァ「私たちも行きましょうか。利亞様。 お疲れになったら言ってくださいね。」
利亞「うん! れっつごー!」
デイビット「ラヴラヴですね。皆さんピンク色の空気に包まれていらっしゃいますね。」
霧夜「そうね~。 ・・・私たちも行きますか。じゃあね。リィナちゃん、ミキアちゃん、リエちゃん。円利ちゃん。」
リエ「行ってらっしゃいませ・・・ 桜華を、お願いします。」
ミキア「行ってらっしゃい。」
リィナ「頑張ってね。」
円利「・・・」

プロフィール

Author:竜霧
いやぁ、完結しましたね!
明日から中学なので良かったです。
第二章・・・
もうやる気が起きないんですけど・・・
やらなくていいですか?
・・・冗談ですよ。
やりますよ。 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いつか。



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